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2019年7月、モルディブへの 43 回目のダイブツアーを催行した。 成田空港近辺で前泊しオンラインチェックインも済ませている。 スリランカ便は今日は10分早く出発するようだ。 出発の3時間前にカウンターに行くとすでにチェックインが始まっている。 来年のオリンピックを見据えての改装で、 免税店エリアはかなり派手になっている。 コロンボではテロの影響で、乗り継ぎのセキュリティチェックが厳しくなってかなり時間が掛り、 大急ぎの移動となった。結局紅茶を買う時間もあまりなかった。 定刻に到着したモルジブも、 開発や整備が進み きらびやかになっている。

翌日、パラダイスアイランドは好天となった。早々と朝食を済ませてダイビングに出かけた。 スクールで参加申込書に記入し、ナイトロックスのガス分析を行ってダイブボートに乗り込んだ。 海況がいいせいか少し遠出をしてアクアリウムに潜り、 その後は空港近くの沈船「ビクトリー」にも潜った。

ただ、その後に入ったマンタポイントとして有名なランカンベイルにはマンタの姿は無く、 滞在中の5日間で３回も再訪したがマンタは全く現れなかった。 とは言え、魚加工場の脇のフィッシュファクトリーには、いつものようにムレハタタテダイやスティングレイ（アカエイ）が沢山泳いでいた。 また流れのきついことが多いバナナリーフ、ハングオーバーのソフトコーラルが見事なオコベティラやナッシモティラなどでも、 モルジブらしい見所が満載だった。こうしてあっという間に５日間のダイビングの日程は終了となった。

ダイビングを終えて部屋に戻った後、 夕日に誘われるようにサンセットビーチに出て食前酒だ。 今回はVIPゲスト用のカクテルパーティを楽しみ、 旧知のマネージャーが用意してくれた、 フェアウエルディナー（送別の宴）のフルコースも豪華だった。 こうしてこの島は、最後の最後まで絵になる絶景を見せてくれた。 本当に我々に取ってはパラダイスだ！